こんにちは😊
ブログを見に来てくださりありがとうございます😊
先日、映画『梅切らぬバカ』を見て来たのでその感想を書いていきたいと思います。(ネタバレ注意です!)
加賀まりこさん扮するお母さんの息子役がドランクドラゴンの塚地で、その塚地が自閉症という設定。
塚地は『裸の大将』を演じた経験もあり、自閉症の方の特徴を表すのがとても上手かった。メタボ感の強いふっくらした体型が、そう若くはない息子である事を伝えて来る。父親の存在は無いが、穏やかな性格が見てとれる塚地扮する「忠さん」を見ていると、長い間母子2人仲睦まじく幸せに暮らしてきた歴史が伺え、そして年老いてきたお母さんとの2人暮らしにも、そう遠くはない未来に限界が来るのだと直ぐに理解出来る雰囲気があった。
自閉症だという忠さんを見ていてADHDの私がとても感心したのは、完璧な時間管理と完璧な日常のルーティン!!
目覚まし時計が鳴る前に目覚め、秒針に合わせるように指でリズムを取ってカウントし、鳴った目覚まし時計を直ぐに止めて、パッ!と起き上がり布団をたたみ、そして直ぐに着替える。・・私が生涯まだ一度もやった事のないやつだ!😳
そして分刻みで時間をカウントしながらヒゲを剃ったり身支度を整え、7時ぴったりに朝ごはんを食べ始める。
もう、尊敬しかない😭😭!!
独特で、我が道でしか行動出来ないところは共感だけども、なんだろう・・障害という同じ括りなのに、こんなにも生活スタイルが正常化されていてびっくり。ADHDの私とは雲泥の差!!
ドタバタする・遅刻する・身支度を何か忘れるか時間がなくて割愛、みたいな事は忠さんに無い。とても几帳面だし完璧だ。
ご近所さんが引っ越してきて、その家族が出した分別されてないままのゴミ袋を瞬時に見つけて指摘した。袋をトントン、と床に軽く叩きつけて音で確認する生真面目さが神だと思った。
どちらかと言うと私の方は分別だったりゴミや清掃に関して諸々雑になってしまうので、その辺が几帳面というのは、もはや自閉症は『勝ち組』なんじゃないのかと感じた映画だった。
そんな愛おしさ満載の忠さんが、近隣の住民に疎まれ、冷たくされたり差別されたり・・
見ている途中悲しくなる事しばしば。
高齢になりつつある母親からの自立の為にグループホームに入るのだが、当然そこでも周りと協調出来ず辛く当たられたり、町の人達からはグループホームごと疎まれ、「この町から出て行け!」と言われてしまったり。
近隣の人たちの冷たい態度や心無い言葉が辛く辛く突き刺さった映画だった。
これからは障害のある方を見かけたら差別する事なく普通に接しよう!困っていたら手を差し伸べよう!と心に誓うADHDの私なのでした。笑
最後まで読んでくださりありがとうございました😊
コメント欄がこのブログにあるかわかりませんが(・・;) 是非コメントお待ちしてます!
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handsclapでした😊